カセットテープ録音のデータ化

 前回は、ビデオのデータ化を紹介しましたが、昔録音したカセットテープの記録もデータにして、PCやスマホで聴けるようにしたいものです。  これは、結構簡単にできる、と思っていました。 というのも、ネットで調べてみると、カセットテープレコーダにUSBメモリやSDにダビングする機能が付いているものがあるからです。 いろいろ調べて、コストパフォーマンスが良さそうなコンパクトな製品を購入しました。  なんかチャッチーメカだな? と思って早速昔のカセットテープを入れて回してみました。 ん? なんか音が変だぞ。 どうもワウフラッターが非常に悪い。 文字通りワウワウいう。  音楽なんかは聞けたもんじゃない。  安かろう悪かろうだろうですね。  昔は、結構高いカセットデッキ持ってたけど、時代が変わって技術の進歩で、安くてもちゃんと聴けるようになった、と思ったら間違いでした。  こうなったら、ちゃんと聴けるラジカセでも見つけて、PCのマイク端子にラジカセのイヤホン端子から録音することにしました。 家に有ったラジカセは、これも全滅。 幸い、田舎に帰った時に、もう使ってないラジカセは生きていて、それが使えそうです。  アプリは「超録」です。 WindowsXP時代に買ったアプリだけど、まだ使えています。 録音した後に、編集するときは、「mp3DirectCut」というアプリを使います。 余分なところをカットするのに便利です。  こうやって、昔のカセットテープをデータ化していると、今は亡き親戚の声が聴けたりして、懐かしい思いがこみ上げてきます。 今はビデオカメラでホームビデオの形で記録を残していけますが、その昔、ビデオの無い時代は、録音テープで残すことくらいだったですね。 これも、いい思い出です。

ビデオテープのデータ化

 みなさんは、昔のビデオカメラで撮影した映像はどうしてますか?   1980年代にVHS、ベータのビデオテープから始まり、8mmビデオ、デジタルビデオテープ、そして今のデジタルビデオカメラと変化してきました。 今は、PCに保存したり、DVDに焼いたりして、あまり場所を取らず、簡単に残すことができますが、VHSや8mmビデオはどうしています?  たぶん、ビデオカメラは処分、テープは押入れにしまっていて、ビデオデッキはテレビ台の中でホコリをかぶっているのではないでしょうか? いつでも見れるからと思っていても、まあ普通は見ないですね。 たぶんかなりの確率で、VHSのビデオデッキは再生できなくなっているでしょう。  もし、ビデオデッキが生きているようであれば、ラッキーです。 いまのうちにデータ化してPCやDVDに保存しておきましょう。  私はVHSのビデオデッキは、2台持っていて、一台壊れたらもう一台があるからと高を括っていました。 かれこれ10年以上は両方とも使っていませんでしたけど、持っているビデオをPCにダビングしてしまおうと思い、久しぶりにVHSテープを入れて再生ボタンを押しましたが、動きません。 取り出しボタンを押しても出てきません。  もう一台は?とチャレンジしますが、やっぱり再生してくれませんし、今度は変な臭いがしてきました。 う~ん、うちのVHSビデオデッキは100%壊れていました。 幸い、ビデオカメラで撮った映像は、WindowsXP時代に、mpegファイルに変換していたので、テレビダビングだけを諦めれば良いだけでした。 テレビ放送のものは、当時は貴重と思っていたのですが、また再放送があったり、最近では少しのお金を出せば、インターネット配信され仕る組みもできているので、あまり気にすることは無いですね。  ビデオデッキは壊れることを痛感しましたので、今度は慌てて8mmビデオカメラをチェックしました。 私は物持ちが良い方で、ビデオカメラを買い替えても、以前のものを大事に取って置く方なので、良かったです。 なんと、20年以上にもなる8mmビデオカメラは生きていました。 ちょうど実家を整理していたときに、父親が撮りためていた8㎜ビデオテープをデータ化することができました。  WindowsXP時代の映像のデータ化は、mpegエンコーダの載ったキャプチャーボードをPCに装着してビデオ信号をキャプチャーしていました。 今は、PCが進歩してソフトウェアエンコードしてくれるので、結構廉価なUSB接続のビデオキャプチャーを使ってビデオをPCに取り込むことができます。