高校野球と学校の規模

8月2日まで、女子硬式野球選手権大会があっていた。 履正社(大阪)対 作新学院(栃木)は3-4で作新学院が優勝。 作新学院は、男子高校野球でも毎年甲子園に出ているが、女子もやっぱり強い。 どうしてだろうと考えると、学校の規模が他に比べて大きいのがひとつの要因だろう。 学校の生徒数は、普通、1学年200~300人だが、作新学院は1200人くらいいる。 監督の実力もあるが、生徒数の多さからくる、選手層の厚さが違うことも大きな要因。 作新学院は毎年のように栃木県の代表で甲子園に出ているのもうなづける。 私立の良さは、学校区に捉われずに生徒を集めることができる。 これは、県を代表する選手を集めることも可能であり、その県が甲子園で活躍できる可能性を上げている。 しかし、一方では全国からでも選手を集められるので、やり過ぎると地区の代表の戦いのはずの高校野球の本来の姿を見失うことにもなるので、要注意。

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